芸備線 備後落合駅

【2泊3日電車旅】青春18きっぷで芸備線を乗り通す

前回の飯田線に続き青春18きっぷを使った旅の記事を書いてみます。今回は2泊3日で岡山・広島をめぐる旅で、野生のうさぎがたくさんいることで有名な大久野島、廃止の危機に瀕しているローカル線の芸備線、津山にある津山まなびの鉄道館を観光します。

今回の記事はYouTubeチャンネル開設後の旅で動画を作ってあるので、動画メインに記事を書いていきます。

この旅は真夏に行ったのですが、芸備線沿線は山の木々の緑と田んぼの稲の緑で車窓が鮮やかに感じられました。

YouTube動画

目的地

大久野島、芸備線、津山まなびの鉄道館

参考旅程

下記参考旅程は2023年6月現在の休日ダイヤ(1日目)、平日ダイヤ(2日目,3日目)を元に記述しています。YouTube動画中の列車時刻は2022年7月時点のダイヤのため動画中の時刻と異なっています。

[1日目]

名古屋 7:00
 ↓ JR東海道本線 区間快速 米原行き
米原  8:09

米原  8:18
 ↓ JR東海道本線/山陽本線 新快速 姫路行き
姫路  10:49

姫路  11:06
 ↓ JR山陽本線 普通 播州赤穂行き
相生  11:25

相生  11:27
 ↓ JR山陽本線 普通 岡山行き
岡山  12:38

岡山  12:56
 ↓ JR山陽本線 普通 糸崎行き
糸崎  14:25

糸崎  14:26
 ↓ JR山陽本線 普通 三原行き
三原  14:30

三原  15:08
 ↓ JR呉線 普通 広行き
忠海  15:30

忠海港     16:00
 ↓ フェリー
大久野島桟橋2 16:15

大久野島桟橋1 18:20
 ↓ フェリー
忠海港     18:35

忠海  18:57
 ↓ JR呉線 普通 糸崎行き
三原  19:19

三原  20:34
 ↓ JR山陽本線 普通 三石行き
糸崎  20:37

[2日目]

糸崎  6:39
 ↓ JR山陽本線 普通 岩国行き
三原  6:42

三原  6:45
 ↓ JR呉線 普通 広島行き
広島  9:09

広島  10:00
 ↓ JR芸備線 普通 三次行き
三次  11:48

三次   13:00
 ↓ JR芸備線 普通 備後落合行き
備後落合 14:15

備後落合 14:36
 ↓ JR芸備線 普通 新見行き
新見   16:02

新見  16:54
 ↓ JR姫新線 普通 津山行き
津山  18:32

[3日目]

津山  12:15
 ↓ JR姫新線 普通 佐用行き
佐用  13:12

佐用   14:36
 ↓ JR姫新線 普通 播磨新宮行き
播磨新宮 15:05

播磨新宮 15:07
 ↓ JR姫新線 普通 姫路行き
姫路   15:37

姫路  15:56
 ↓ JR山陽本線/東海道本線 新快速 長浜行き
米原  18:25

米原  18:40
 ↓ JR東海道本線 普通 大垣行き
大垣  19:11

大垣  19:23
 ↓ JR東海道本線 特別快速 豊橋行き
名古屋 19:57

参考費用

大人1人+子供1人の料金で表示しています。また食費・宿泊費は別途としています。

大人子供
青春18きっぷ(5回分)¥7,230¥4,820
糸崎→津山 乗車券(子供)¥2,860
忠海港⇔大久野島¥720¥360
うさぎのえさ(小)¥150
津山まなびの鉄道館 入館料¥310¥100
合計¥16,550

旅行記

[1日目]

最初の目的地は広島県にある野生のうさぎがたくさんいる大久野島。大久野島まではひたすら普通列車・快速列車を乗り継いで行きます。

米原駅から姫路駅までは最高時速130km/hで飛ばす新快速、岡山駅から糸崎駅はもうすぐ引退してしまう国鉄時代の車両の117系と、なかなかおもしろい車両に乗ることもできました。

三原駅からは呉線に入り忠海駅で降りて忠海港からフェリーに乗って大久野島に行きます。

大久野島では真夏だったということもあって、暑さの苦手なうさぎたちは涼しい影になる場所に隠れている子が多かったのですが、もう夕方近くで涼しくなりかけの時間だったので元気に走ってえさをねだってくる子もたくさんいました。

大久野島は戦時中毒ガス工場があった島で、その遺構があちこちにあったりして、一日滞在して島を散策するのもおもしろそうな感じがしました。

大久野島からまたフェリーで忠海港に戻り、一旦三原方面に戻り、三原で夕ごはんを食べてこの日は糸崎で宿泊。

[2日目]

この日はひたすら列車で移動。今回3日間の旅で、青春18きっぷを2人で使うと1回分足りないため、この日は子鉄は18きっぷを使わず乗車券を購入しました。

まずは広島駅を目指すのですが、糸崎駅からだと山陽本線で行くのが一般的だと思いますが、せっかくなので1日目に乗った景色のよさそうな呉線経由で広島駅に向かいます。2022年までのダイヤだと7時過ぎに出ればよかったのですが、ダイヤ改正で2023年現在もう少し早い時間の出発が必要になっているようです。山陽本線経由なら8:45の電車で大丈夫のようです。

広島駅からは芸備線。三次駅で一旦駅から出てお昼ごはんを食べたあと、芸備線の一番の見どころ備後落合駅を目指します。備後落合駅から東城駅はJR西日本の中で断トツの赤字区間で1日に列車が3本しかありません。しかもそのうち2本は早朝と日没後で、景色を楽しむなら選択肢はほぼ1本です。残念ながら2023年6月現在、3月に発生した落石の影響で運休中で、7月下旬の運転再開を目指すとされていますが、18きっぷシーズンに間に合うでしょうか?

この区間で特に景色が良いのが備後落合駅~道後山駅の区間。制限速度25km/hの坂を気動車のエンジン音を響かせながらゆっくり登っていくのが趣があってよいですね。

芸備線は本数が少ないこともあって、今回平日とはいえ夏休み期間中だったため、お客さんはそこそこ多かったですね。1両編成のため座席が少ないということもありますが、立っている人も何人かいました。

新見駅からは姫新線に乗り換えて津山駅まで行き、この日は津山で宿泊。

[3日目]

最終日はまず午前中は津山まなびの鉄道館でかつてこの地方で活躍していた気動車を見学します。

それほど大きな施設ではありませんが、鉄道好きの子鉄にとっては午前中ずっと見ていても飽きないくらい魅力的な鉄道館だったようです。

昼過ぎに津山駅を後にして、昨日に引き続き姫新線で東に向かいます。

途中、佐用駅で一旦駅を出てお昼ごはんを食べた後、さらに播磨新宮駅で乗り換えて姫路に到着。

ここからはまたひたすら山陽本線、東海道本線で普通列車・快速列車を乗り継いで名古屋まで帰ってきました。

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