飯田線 313系

【1泊2日電車旅】青春18きっぷで飯田線を乗り通す

あと1か月あまりで青春18きっぷの季節ということで、これからいくつか青春18きっぷを使った旅の記事を書いてみようと思います。

青春18きっぷとはざっくり言うとJRの普通・快速列車1日乗り放題券が5回分付いている企画きっぷです。この5回のうち何回分かを同じ日に複数人で使うこともできるし、5回を全部別の日に1回ずつ使うこともできます。ただしこども料金はないので、5回分12,050円で大人が1回使っても子供が1回使っても同じように1回分使ったことになります。

今回の記事は1日目に豊橋から岡谷まで約7時間かけて走る普通列車に乗り、2日目は中央本線から身延線を経由して東海道本線で帰ってくるというほぼ電車に乗りっぱなしの旅です。この旅はYouTubeチャンネル開設前の2021年の3月に行ったもののため、当時撮った写真を中心に書いています。

7時間も普通列車でと言うとかなり疲れそうに感じますが、飯田線は単線で時々対向列車の待ち合わせで長時間停車があり、そこで一度車外に出て体を伸ばしたりとかもできるので、意外と疲労は感じませんでした。

目的地

諏訪湖

参考旅程

下記参考旅程は2023年5月現在の休日ダイヤを元に記述しています。

[1日目]

名古屋 9:16
 ↓ JR東海道本線 特別快速 豊橋行き
豊橋  10:09

豊橋  10:42
 ↓ JR飯田線 普通 岡谷行き
岡谷  17:33

岡谷  17:56
 ↓ JR中央本線 普通 甲府行き
上諏訪 18:05

[2日目]

上諏訪 9:22
 ↓ JR中央本線 普通 甲府行き
甲府  10:41

甲府  10:59
 ↓ JR身延線 普通 富士行き
富士  13:57

富士  14:14
 ↓ JR東海道本線 普通 島田行き
興津  14:33

興津  14:45
 ↓ JR東海道本線 普通 浜松行き
浜松  16:15

浜松  16:20
 ↓ JR東海道本線 普通 豊橋行き
豊橋  16:56

豊橋  17:01
 ↓ JR東海道本線 新快速 米原行き
名古屋 17:58

参考費用

大人1人+子供1人の料金で表示しています。また食費、宿泊費は別途としています。

青春18きっぷ(1回分を¥2,410とした4回分の値段)¥9,640
合計¥9,640

旅行記

青春18きっぷで飯田線を乗り通す旅。1日目はほとんどの時間を飯田線の普通列車の中で過ごします。

名古屋から豊橋までは東海道本線で移動し、豊橋からはこの普通列車で約7時間の移動です。移動というか飯田線の車窓とローカル線の雰囲気を楽しむのがこの旅の目的です。

新城あたりまでは立っている人もいるくらい乗客もそこそこ乗っていましたが、気が付くとこんな感じでローカル線っぽい感じが出てきます。

景色もこんな感じで緑がだんだん増えてきます。

ちょうど春休みで桜の季節だったので、沿線のあちこちで桜が咲いているのが見えました。

秘境駅として有名な小和田駅。降りて散策したいところではありますが、一度降りると数時間電車が来ないので先を急ぎます。

中部天竜駅からは天竜川に沿って走っていきます。中部天竜駅から天竜峡駅までは飯田線の中でも特に秘境感が強いところで、周囲に民家がまったくないようなところに駅があったりします。こちら↓は難読駅名の為栗(してぐり)駅。

天竜峡駅に到着。ここからは伊那谷を走り、比較的大きな町をいくつか通っていきます。

飯田まで来ると、名古屋地区では見られない水色の帯の電車を見ることができます。

このあたりは高台を走るところもあり、さきほどまでの秘境感のある景色から盆地の開けた景色に変わり、こういう変化が楽しめるのも飯田線の魅力ですね。

伊那大島駅で対向列車待ちのためしばらく停車。飯田線はこういう停車が何回かあって、ちょっとホームに降りて休憩したりのんびりした感じが味わえるのも飯田線の醍醐味です。

中央アルプスの山々にはまだ残雪が見られます。

終点の岡谷駅に到着。乗り換えでちょっと時間があったので駅の外に出てみました。

岡谷駅から10分ほどで上諏訪駅に到着。もうだいぶ暗くなりかけていたので、宿泊先にチェックインして1日目はここで終了。

2日目は朝少し時間があったので、ちょっとだけ諏訪湖を見に行ってみました。

2日目もほとんどの行程は電車に乗っている時間、ということで諏訪湖観光はほどほどにして上諏訪駅へ。

上諏訪駅は駅の中に足湯があります。出発までまだ時間があったのでしばらく浸かってきました。

1日目に乗ってきた飯田線の電車。これに乗れば豊橋まで乗り換えなしで行けます。

ですが、帰路は身延線経由で帰るため、中央本線のこの水色の帯の電車に乗っていきます。

甲府駅で身延線に乗り換え。ここから富士駅まで乗っていきます。

身延線でもあちこちで桜が咲いているのを見ることができました。

身延線は富士川に沿って走っていくのですが河原が広く、1日目の飯田線の天竜川とはまた違った景色を楽しむことができます。

身延線は特急ふじかわが走っていて、途中2回ほどすれ違いました。

富士駅からはひたすら東海道本線で名古屋まで。途中、興津、浜松、豊橋で乗り換えて18時ごろ名古屋に到着しました。

1 thought on “【1泊2日電車旅】青春18きっぷで飯田線を乗り通す”

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