【日帰り電車旅】名松線で絶景車窓を楽しむ&奥津宿に行く

今回はJR東海の管内の中でもなかなか乗る機会のなかった名松線に乗りに行ってきました。JR東海が発行している企画きっぷの青空フリーパスに書かれているフリー区間の図を見て、いつかは乗って見ようと常々思ってはいたのですがなかなか実行に移せなかった路線です。

YouTube動画

目的地

奥津宿

参考旅程

下記参考旅程は2025年5月現在の休日ダイヤを元に記述しています。

[行き]

名古屋 9:37
 ↓ 快速みえ3号
松阪  10:45

松阪   11:33
 ↓ 普通 伊勢奥津行き
伊勢奥津 12:57

[帰り]

伊勢奥津 15:08
 ↓ 普通 貴生川行き
松阪   16:34

松阪   16:40
 ↓ 普通 草津行き
名古屋  18:06

参考費用

大人1人+子供1人の料金で表示しています。また食費は別途としています。

大人子供
青空フリーパス¥2,620¥1,310
合計¥3,930

旅行記

名古屋から松阪までは快速みえに乗って関西本線、伊勢鉄道、紀勢本線を経由して移動していきます。前回信楽高原鐵道に乗った時は亀山方面だったので電車でしたが、今回は非電化区間の伊勢鉄道、紀勢本線を走るので気動車です。

松阪駅で名松線に乗り換えるのですが、快速みえで行くと45分以上の待ち時間があります。特急南紀を利用すれば、もう少し待ち時間は少なくなります。

ただ、名松線の列車がかなり早い時間に入線してくるので、列車の中で待つこともできます。

松阪駅から家城駅あたりまでは田園風景が多く、車窓からはのどかな風景が広がります。

家城駅では対向列車との行き違いでちょっと長めの13分間の停車。ここから先はスタフ閉塞式が採用されている区間で、めずらしいスタフ交換の作業を見ることができます。

家城駅から伊勢奥津駅までの区間は川沿いを走るところが多く、車窓からは渓谷美や清流、またこのあたりはお茶の栽培が盛んなようで茶畑なども見ることができます。

伊勢奥津駅では、この日たまたま駅前の広場でクラシックカーのイベントが行われていて、にぎやかな感じでした。

駅から歩いてすぐのところに奥津宿の古い町並があります。お昼ごはんはこの近くの古民家カフェのようなお店で地元の食材や伝統製法の調味料を使用したランチをいただきました。

もう少し町を散策したかったのですが名松線の列車は2時間に1本しかなく、1本逃すと帰りがかなり遅くなってしまうので乗ってきた列車の2時間後の列車で帰ります。

復路は往路と反対側の車窓を楽しんできました。名松線は右側も左側もどちらも景色のきれいなところが多く、どちら側に座っても楽しめる路線だと思いました。

実は今回名松線に乗る前は、名松線というと景色の単調な路線という先入観があったのですが、実際に乗って見ると一面の田園風景、山間部の変形田、清流、渓谷、新緑、茶畑などいろいろな風景を楽しめる路線でした。

今回は新緑の季節でしたが、秋の紅葉の時期や、冬の雪景色なども見てみたいところです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です