べるもんた はくたか 姨捨車窓

【1泊2日電車旅】特急しなの、北陸新幹線、特急ひだで観光列車べるもんたに乗りに行く

夏休みに特急しなの号のパノラマグリーン車最前席、北陸新幹線はくたか号、HC85系特急びだ号に乗って富山の城端線、氷見線を走る観光列車「べるもんた」に乗りに行ってきました。

今回の記事はYouTube動画があるのでそちらと合わせて記事を書いていきます。

JR東海は観光列車らしい観光列車がないのですが、このJR西日本の「べるもんた」は車内の内装も含めて観光列車らしい雰囲気を楽しむことができる列車です。

YouTube動画

目的地

城端線城端駅、海王丸パーク雨晴海岸

参考旅程

下記参考旅程は2023年7月現在の休日ダイヤを元に記述しています。

[1日目]

名古屋 7:00
 ↓ 特急しなの1号
長野  10:03

長野  10:19
 ↓ はくたか555号
新高岡 11:32

新高岡 11:55
 ↓ JR城端線 普通 城端行き
城端  12:42

城端  14:10
 ↓ べるもんた54号
高岡  14:59

高岡駅 15:15
 ↓ 万葉線 普通 越ノ潟行き
海王丸 16:02

海王丸 17:17
 ↓ 万葉線 普通 越ノ潟行き
越ノ潟 17:19

越ノ潟 17:22
 ↓ 万葉線 普通 高岡行き(ドラえもんトラム)
高岡駅 18:09

[2日目]

高岡  8:40
 ↓ JR氷見線 普通 氷見行き
雨晴  9:04

雨晴  10:04
 ↓ JR氷見線 普通 氷見行き
氷見  10:12

氷見  11:05
 ↓ べるもんた2号
高岡  11:36

高岡  11:52
 ↓ JR城端線 普通 城端行き
新高岡 11:55

新高岡 12:13
 ↓ はくたか562号
富山  12:21

富山  13:02
 ↓ 特急ひだ14号
高山  14:36

高山  16:33
 ↓ 特急ひだ18号
名古屋 19:06

参考費用

大人1人+子供1人の料金で表示しています。また食費・宿泊費は別途としています。

大人子供
名古屋→城端 乗車券¥7,700¥3,850
名古屋→長野 特急券・グリーン券(乗継割引)¥5,500¥4,840
長野→新高岡 特急券(自由席)¥3,630¥1,810
城端→高岡 乗車券¥590¥290
城端→高岡 指定席券¥530¥260
万葉線・海王丸セットクーポン¥1,100¥550
高岡→雨晴 乗車券¥240¥120
雨晴→氷見 乗車券¥190¥90
氷見→名古屋 乗車券¥5,500¥2,750
氷見→高岡 指定席券¥530¥260
新高岡→富山 新幹線特定特急券¥880¥440
富山→高山 特急券(自由席)¥1,200¥600
高山→名古屋 特急券(自由席)¥2,200¥1,100
合計¥46,750

旅行記

[1日目]

名古屋からの最初の移動はまず中央本線の特急しなの号。今回は豪華にパノラマグリーン車の最前席の切符を取りました。しなの号はほとんどの場合長野側の先頭車両はパノラマグリーン車で運行されるのですが、たまに運が悪いとパノラマ車両じゃない場合もあるらしく、切符の予約時には注意が必要です。と言っても、e5489などの予約サイトでパノラマかどうかが画面上に表示されるわけではなく、どちらなのかは3両目、4両目の座席の列数でわかるそうです。あるサイトの情報でその方法でパノラマかどうかがわかるというのを見てその通りに予約したら、確かにパノラマグリーン車でした。

今回は最前席なので383系の振り子車両の傾きがよくわかります。中央本線はカーブだらけなので、車体を右に左に傾けながら高速で走っていく感覚は爽快ですね。

特急しなの号が走っていく長野までの車窓は景色の良いところが多く、特に篠ノ井線の姨捨付近の右側の車窓は日本三大車窓にも数えられるほどの絶景です。

長野からは北陸新幹線に乗り換えてはくたか号で新高岡に向かいます。北陸新幹線はトンネル区間が多く中央本線や篠ノ井線ほど景色を楽しむことはできませんが、トンネル以外の区間は田園風景や海を見ることができます。

新高岡駅からはまずは普通列車で城端駅へ。城端線も田園風景の中を走って行きますが、新幹線と違いローカル線で気動車なのでスピードも音も新幹線とはまた違った雰囲気を楽しむことができます。

城端線の終点の城端駅で折り返して、観光列車の「べるもんた」に乗ります。車内には寿司カウンターや物販コーナーもありいかにも観光列車という感じがします。座席やテーブルもきれいで乗車券と座席指定券だけで乗れるのはすごくお得ですね。地元のボランティアガイドさんが車内放送でいろいろな話をしてくれるのも旅の雰囲気を盛り上げてくれます。

「べるもんた」に乗ったあとはまだ時間があったので、路面電車に乗って海の方にある海王丸パークまで行ってみることにしました。路面電車といっても結構長い距離を走り、高岡駅から海王丸駅まで45分以上走ります。海に近くなってきたころには自分たち以外の乗客はみんな降りてしまい、貸し切り状態になっていました。

万葉線のきっぷには海王丸の乗船券とセットになったフリー乗車券があり車内でも購入できるので、海王丸に乗る場合はこのきっぷを購入すると良いでしょう。海王丸の中は意外と広く、船内をあちこち見て回れるようになっていて結構見ごたえがありました。

帰りはドラえもんトラムに乗車。途中の米島口駅で下車して路面電車の車庫を見たり、回転寿司で富山の海の幸を堪能したりしてから高岡駅まで帰ってきました。

[2日目]

1日目は城端線の「べるもんた」に乗ったので、2日目は氷見線のべるもんたに乗ります。氷見発のべるもんたに乗るので、まずは高岡駅から普通列車に乗って氷見駅まで向かうのですが、べるもんたの時間まで余裕があるので、途中の雨晴駅で降りて雨晴海岸を観光してから行くことにします。

氷見線の普通列車で雨晴駅まで行きそこから徒歩で10分ほど、道の駅雨晴まで行きます。ここの展望デッキからは雨晴海岸と海岸沿いに走る氷見線の列車を眺めることができます。

雨晴から氷見駅まで2駅普通列車で移動し、「べるもんた」に乗ります。この日は海側の外向きの指定席が取れなかったのでボックス席です。ただ海側のロングシート部分はフリースペースになっていて、空いていればここで海を眺めることもできます。雨晴海岸のビューポイントでは一時停止し、写真撮影などをする時間があります。

高岡駅で「べるもんた」を降り、普通列車、北陸新幹線で富山駅にまで移動します。

富山駅からは高山本線のHC85系特急ひだ号で名古屋まで帰ります。ただ富山駅発のひだ号は帰るには微妙な時間の列車しかなく、13:02発のひだ14号だと名古屋駅到着が17:04とちょっと早く、その次の17:14発のひだ20号だと名古屋駅到着が21:03と遅くなってしまうため、まずは13:02発のひだ14号に乗って途中の高山でちょっとだけ観光することにします。

高山駅16:33発のひだ18号で帰ると名古屋駅着が19:06でいい感じの時間になるので、高山では2時間弱観光する時間があります。上三之町まで歩いて古い町並みを散歩しておやつでも食べて戻ってくるとちょうどよいくらいの時間ですね。

高山からはひだ18号に乗って帰ります。高山本線は富山駅から岐阜駅まで景色のよいところが多く車窓も楽しめるのがよいですね。

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